テニスはやるのも見るのも大好きないずみん家夫、ゆう(@nonbiri_yuu)です。
近年、錦織圭や大阪なおみのおかげで、日本のテニス人気が上がっている気がしますが
生でプロのテニスの試合を見たことある人ってまだまだ少ないんじゃないでしょうか?
・テニスの試合ってどこでやってるか分からない
・チケットの取り方もわからない
・野球やサッカーみたいにいつもやってない
こんな風に思っている人も多いと思います。
その通りです!実際、日本で開催される大きな大会は楽天オープンぐらいですし
トッププロも多く参戦するため休日はチケットが即完売してしまい正直気軽に見れないと
思ってしまいます。
僕も東京に住んでいたころは毎年現地観戦していましたが東海に越してきてからは
行けなくなってしまいました。。。
しかし!
2019年8月、今住んでいる四日市でプロのテニス大会 四日市チャレンジャーが
初開催されました!
結局行けたのは一日だけでしたが、観戦記録を通してチャレンジャー大会の魅力や
楽しみ方をお話しします。
チャレンジャー大会とは
いわゆる公式戦と言われる四大大会、マスターズ、ツアー大会の下に属する大会です。
選手は大会出場、勝利によって得られるポイントを積み重ねてより上の大会に出ることを目指しています。
大会のレベルが上がるにつれて得られるポイント・賞金も上がるので、チャレンジャー大会に出る選手はツアー公式戦を目指す世界ランク100位~300位の選手が多いです。
が、賞金もありますしポイントも獲得できます。
錦織圭が2018年に怪我から復帰後、復帰舞台として選んだのもチャレンジャー大会だったように、たまーに世界トップクラスの選手がエントリーすることもあります。
なので僕のような素人が見る分にはトッププロと違いが分からないくらいレベルの高い試合を楽しむことができます。
チャレンジャー大会のここがいい
まず、入場料が安い!
大会によって違いますが、例えば2019年に東京で開催された慶応チャレンジャーと
楽天オープンの一番安い席を比較すると、
慶応チャレンジャー:平日1,000円、休日2,000円
楽天オープン:平日2,000円~3,000円、休日6,000円
半額以下です。
因みに僕が観戦した2019年の四日市チャレンジャーはなんと無料!笑
1回戦~準々決勝ぐらいまでは大体朝から晩まで試合がやってるので好きな時間に行って
いつでも帰れるのもおすすめポイントです。
あとは日本開催のチャレンジャー大会は海外で開催されるチャレンジャー大会に比べて
日本人選手が多い!応援しがいがありますよ!
2019年 四日市チャレンジャー初開催
2019年2月に四日市に移住、その年の8月に初開催ということで、運命的なものを
感じます。
以下が大会の概要です。
日程:2019年8月5日~8月11日
開催場所:四日市テニスセンター
霞ヶ浦緑地の敷地内です。駐車場は無料の大規模駐車場があります。
シングルスドロー数(出場選手数):48
ダブルスドロー数:16
入場料:無料! 大事なところなので2回目です
※2020年の入場料は未定のようです。
2019年 四日市チャレンジャー 主な出場選手と観戦記録
1、杉田祐一
宮城県仙台市出身の31歳。ATPツアー優勝経験あり。最高世界ランキング36位。
安定したストロークでの速いテンポのラリーが魅力。そのストイックさによって、
あの錦織圭から「仙人」と評されています。
2、伊藤竜馬
地元三重県員弁郡出身の31歳。最高世界ランキング60位。
“ドラゴンショット”と呼ばれる強烈なフォアハンドの一撃が武器。過去、楽天オープンで
当時世界ランク4位のスタン・ワウリンカを撃破したことも!
2017年に第一子が誕生したお父さんプレイヤーです。
3、内山靖崇
北海道札幌市出身の27歳。最高世界ランキング78位。
楽天オープンのダブルスでマクラクラン勉とのペアで優勝経験あり!
世界でも通用するビッグサーブからの攻撃が魅力。
4、チョン・ヒョン
韓国出身の23歳。最高世界ランキング19位。
2018年全豪オープンベスト4の超実力者!
準々決勝であのノバク・ジョコビッチに勝っています。
上の選手たちは開催当時は皆世界ランク100位以下ですが、
ツアー公式戦、四大大会で活躍してもおかしくない豪華メンバーです。
こんな選手たちの試合が無料で見れちゃう!(しつこい)
で、僕が観戦できたのは大会5日目(金曜日)の準々決勝です。
僕は小さな子持ちのサラリーマンのため、平日は仕事、土日は家族と一緒に過ごすので
休日出勤の振替休日を準々決勝に当てました。
ほとんどの大会が月曜日~金曜日に1回戦~準々決勝、土曜日に準決勝、日曜日に決勝
のような予定で開催されます。(天候などの事情によって変わります)
平日なので無理という人も多いと思いますが、準々決勝がおススメの理由が3つあります。
①後半戦となり高レベルの試合が楽しめる
②平日なので空いている
③選手が棄権しても精神的ダメージが少ない
こんな理由で僕は準々決勝を観戦してきました。
12:00過ぎに会場着!
当日のタイムテーブル。着いたら第一試合はすでに始まっていて途中から観戦。
ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)がウー・トゥンリン(台湾)を
6-3 6-1 で破りました。
スコアは一方的でしたが両者ハイレベルなラリー戦でプロの試合を見ている!という実感が湧いてきました。
続いては、伊藤竜馬がサケット・ミネニ(インド)に7-6(5) 6-1で勝利!
日本人かつ地元三重出身ということで会場の後押しも素晴らしく、最後は圧倒!
試合後のファンサービスも素晴らしい!
そして同時進行の別コートで島袋将がナム・ジソン(韓国)に6-7(1) 6-3 6-2 で勝利!
島袋将は早稲田大学の現役の学生。チャレンジャーベスト4進出は凄いですね。
僕は伊藤竜馬を応援しつつ島袋将の試合のコートを行ったり来たりして観戦していました。指定席もないので気軽に移動できるのがいいですね。
そして僕にとっても、おそらくお客さんのほとんどにとってのメインイベント!
杉田祐一 対 チョン・ヒョン(韓国)
ツアー公式戦でもおかしくないカードで大興奮
アップが終わりいよいよ試合開始
のはずだったのですが、、、
チョン・ヒョン棄権!!!故障明けで万全ではなかったみたいです。
先ほど準々決勝がおススメの理由で
選手が棄権しても精神的ダメージが少ない
と書きましたが、かなりの精神的ダメージ!笑
でもこれが準々決勝が準決勝、決勝だとより深いダメージを負います。
ということで、最後は見れなかったけど十分に楽しめたという感想で帰路につきました。
しかし杉田対チョン・ヒョン見たかった。。。というのが本音です。笑
サインに応じる杉田選手。
まとめ:お近くの方は是非チャレンジャー大会へ!
テニス観戦に興味がある方は是非足を運んでみてください。
フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、錦織のようなトップ選手は来ません!笑
が、気軽にプロの試合が見れる環境がそこにはあります。
是非生でプロのプレーを見てほしい!自分も上手くなった気になり絶対その日に
テニスがしたくなります。
そしてやった結果、僕は何度も自分のプレー後に絶望しています。
ちなみに、2020年の国内チャレンジャー大会の予定です。※2020年3月時点
横浜慶應チャレンジャー:4月13日~4月19日
横浜慶應チャレンジャー公式サイト
四日市チャレンジャー:5月18日~5月24日 (今年も行きたい!)
日本テニス協会公式サイト
※2019年大会開催後、よっかいち広報の号外が出ていました。
今のところこの2大会のようです。
近くでやらないので見れないけどプロの試合を見たい!という方は映像での観戦を
おススメします。
民放ではほとんどやらないので、僕の一番のおススメは
WOWOWオンデマンド+Google Chromecast(クロームキャスト)です。
WOWOWは四大大会はほぼ独占で毎回放送がありますが、その他のツアー公式戦はあまり放送がありません。
WOWOWオンデマンドは最近、ツアー公式戦はほとんど準々決勝からは見ることができ、見逃し放送や日本人ダイジェストもあるので非常に楽しみやすいです。
当然、スマホ、タブレットからも見れますが、Google Chromecast(クロームキャスト)
を活用してテレビの大画面で見るのが圧倒的におススメです!
ただ、チャレンジャー大会の放送は無いので、是非会場で生観戦を楽しんでください!
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