文系出身で資格も持っていないと新しい業界へ転職することってハードルが高くないですか?
中途採用は基本的に即戦力として考えられるのでゼロからスタートすることは大変です。
ブラック企業は無数にありますが業界自体がブラックだと抜け出せない人も多いと思います。
そこで、僕の転職の経験をもとに、文系出身で未経験でも挑戦できるおススメの業界を紹介します。
ちなみに僕自身はCore30のメーカーに転職し、省エネで仕事をしています。
- 文系出身で正社員として働いており、転職を考えている
- 資格は特に持っていない
- 仕事に面白さ、やりがいを求めない
- プライベートの時間を重視したい
- 今の業界から抜け出したい
- 基本的に楽をしたい
人によって違う!楽な仕事の種類
あなたにとって「楽な仕事」ってどんなイメージですか?
拘束時間が長くても精神的に楽なら大丈夫な人もいれば、プレッシャーは大きくても早く帰れるならOKという人もいます。
自分にとって譲れないものは何かをしっかり考えて転職先の業界を決めましょう!
いくつか楽な仕事を定義するための項目を挙げていきます。
基本の勤務時間が短い
労働基準法では、1日8時間、週40時間以下と定められています。
会社によって違いますが、正社員としてフルタイム勤務の場合、ほとんどの企業が約8時間です。
中には7時間、7時間30分といった企業もあります。
1日あたりはたった30分でも積み重なると大きく変わってくるので、勤務時間を重視する人にとっては大事な項目です。
残業時間が少ない
通常の勤務時間が少なくても残業が多いと意味がないので注意が必要です。
残業が多くなると残業代が多く稼げるのでメリットと考える人もいます。
ただ、収入よりも時間を重視する人は残業が多いことは苦痛にしかなりません。
過労死ラインの月80時間はもってのほかで、月40時間でも相当キツいと思います。
1日2時間×20日で40時間です。1日2時間、残業できますか?
僕は1日1時間、月20時間が限界です。
プレッシャーが少ない
具体的に言うと文系出身者が多く就く「営業職」に与えられる「ノルマ」です。
僕もそうでしたが、これに悩まされる人は本当に多いです。
場合によっては精神的に病んでしまい、鬱になるケースもあります。
向上心や自信の塊みたいな人やドMでない限り、少ない方が良いに決まってます。
数字のノルマがなければ最高ですね。
(※以前は同じ営業職でもプレッシャーがかなりあったそう)
人と接する時間が短い
上司、同僚、得意先など、仕事をしていると様々な人と過ごすことになります。
人といることがストレスになる人は一人の時間が多い仕事がおススメです。
人と話すことが苦手だから営業は嫌だという人は多いですが、意外と一番一人の時間が多いのは営業かもしれません。
事務職だと会社から出れませんし、誰とも話さずに仕事をするというのは非常に難しいです。
楽な仕事の条件
このように楽な仕事は人によって異なります。
人から見たら違うけど自分が楽だと思える仕事であれば続けれるはずです。
僕にとって楽な仕事の条件は以下の通りです。
- フレックスタイム制または終業が18:00まで
- 残業月20時間以下
- 営業ノルマが無い
- 一人の時間が取れる
完全週休二日制、有給取得などは当然のことなので省きます。
文系出身・未経験でも転職できる楽な業界3選
では、文系出身で資格が無く、未経験でも入れる業界で楽な業界を紹介します。
全て僕が転職活動時に楽だと思われる業界を研究し、面接を受けた業界です。
メーカーのルート営業
まさに僕がやっている仕事です。
営業という職種はあまりに範囲が広く、企業や業界によって内容は全く違います。
あくまで、僕の仕事内容に関してですが楽な理由は以下の通りです。
- フレックスタイム制
- 自分で予定が決められる
- 営業ノルマが無い
- 一人の時間が多い
- 決まった人としか会わなくてよい
- 残業が少ない(月10時間以下)
営業ノルマが無いというのは特殊かもしれませんが、個人業績ではなく、チーム単位で目標のある会社も多くあります。
ルート営業は決まった得意先を回るので、プレッシャーも少ないです。
何もしなくてもある程度の売上は見込めるので、売上0で給料泥棒!なんて言われることもありません。
資料作成や日報、事務処理など内勤業務もありますが、外で自分だけの時間が取れるというのは大きな魅力です。
社内だと難しいかもしれませんが社有車で行動する場合は車で寝ることも余裕です。
最も仕事中にオフモードになりやすい仕事かもしれません。
僕はメーカーでもBtoCメーカーですが、興味のある人はこちらもどうぞ!
私立大学職員
僕が一番行きたかった業界です。
前職の同僚が転職し、おススメされたのでいくつか受けていました。
残念ながら受かりませんでしたが、非常に魅力のある業界です。
楽な理由は以下の通りです。
- 営業ノルマが無い
- 転勤が無い
- 出世競争が無く年功序列
- 休みがとりやすい
当然、職場によって当てはまらないところもありますが、基本業界全体として間違いなくホワイトです。
特に私立大学は給料も良く、生活に困ることはまずありません。
同僚との出世競争もなく、安定して昇給します。
ただ、魅力的な業界なので正直競争率はめちゃくちゃ高いです。
僕が受けた某私立大学の場合、募集は数人(おそらく3人程度)に対し応募は約2,000人でした。
しっかり対策した上で相手とマッチングすることを祈りましょう。
また、年齢制限を設けている大学も多く、大体30歳~35歳までが上限になってくるので、希望する場合早めにトライしましょう!
団体職員(財団法人・社団法人)
この業界もいくつか受けて内定も貰いました。
イメージがつきづらいと思うので簡単に説明します。
一言で言うと財団法人は「財産の集まり」、社団法人は「人の集まり」です。
財団法人とは「営利」ではなく「公益」を目的としています。
一定の目的のもとに拠出された「財産」の集まりを公益のために管理運営します。
なので、株式会社と違い、出資者に利益を還元する必要がありません。
社団法人とは一定の目的を持った「人」が集まり、法人格が与えられた団体です。
こちらも営利を目的としません。
どちらも非営利ということがポイントです。
楽な理由は以下の通りです。
- 非営利なので売上ノルマが無い
- リストラや倒産におびえる必要が無い
- 残業が少ない
精神的に楽という点で大学職員に似ています。
ただ、大学と違い法人によって仕事内容が全く違うので、その団体が何をしているかはしっかり調べる必要があります。
まとめ
文系出身、無資格、未経験でも挑戦できる楽な業界を紹介してきました。
楽な仕事の定義は人によって違いますが、ブラック企業に居続けるメリットは全くありません。
また、新しい業界に転職したい場合、早ければ早い方が良いです。
紹介したメーカーのルート営業、大学職員、財団法人・社団法人の団体職員はやはり人気もあります。
特に大学職員や団体職員は求人自体も多くないので、転職サイト・転職エージェントで積極的に探しに行く必要があります。
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