恐竜大好き家族、いずみん家・夫のゆう(@nonbiri_yuu)と妻のりん(@RinNonbiri)です。です。
子供の好きなものへのハマり方って凄いと思いませんか?
我が家の長男は2歳から恐竜に興味を持ち、3歳、4歳と歳を重ねても飽きることなくのめり込み続けています。
特にいつも図鑑やDVDで見ている恐竜にリアルに会えた、ディノアドベンチャー名古屋に行ってから、恐竜好きが更に加速した気がします。
子供の「好き」をもっと伸ばしたいと思い、日本一の恐竜博物館である福井県立恐竜博物館へ家族で旅行に行ってきました。
結論から言うと、正に恐竜の聖地!
大人・子供に限らず、恐竜好きの方は絶対に行くべき場所でした。
まだ次男が生まれる前、我が家が2019年12月に1泊2日で行った旅行の様子をレポートしながら福井県立恐竜博物館の魅力をお伝えしていきます。
福井県立恐竜博物館とは?
福井県立恐竜博物館が日本一の理由
福井県立恐竜博物館は福井県勝山市にある恐竜をテーマにした博物館です。
カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と合わせて世界三大恐竜博物館の一つと称されています。
何故福井の博物館がそれほど世界でも評価されているのでしょうか?
実は福井県が日本一恐竜の化石が発見されている県であり、国内の発見されているおよそ8割が福井県で見つかっています。
- フクイサウルス
- フクイラプトル
- フクイティタン
など、福井県に名前が由来する恐竜もいるくらいです。
そんな福井県が誇る博物館には恐竜の全身骨格標本が43体も展示されており、恐竜のリアルなサイズ感を存分に味わうことができます。
正に恐竜王国といった博物館です。
福井県立恐竜博物館の基本情報
〒911-8601
福井県勝山市村岡町寺尾51−11
休館日 | 第2・4水曜日(祝日の時はその翌日、夏休み期間は無休) 年末年始(12月29日から1月2日) |
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開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
観覧料 | 一般730円 高校生・大学生420円 小学生・中学生260円 未就学児無料 |
博物館だけじゃない!「恐竜の森」という複合施設
実は恐竜博物館はかつやま恐竜の森という複合施設の一部!
こちらがかつやま恐竜の森の全体図です。
出典:かつやま恐竜の森公式サイトより
恐竜博物館以外にも、森を歩いて実物大の恐竜と出会う冒険アトラクションが楽しめる「かつやまディノパーク」、恐竜の化石発掘体験ができる「どきどき恐竜発掘ランド」など、魅力的な施設があります。
かつやまディノパーク、化石発掘体験は、冬期間(11月下旬〜3月末まで)休業
(その年によって営業開始が変わるので必ずお出かけ前にチェックを!)
実は我が家、前回下調べをしておらず・・・
かつやまディノパークが冬期間休業していることを知らずに12月上旬に行き、ショックを受けました。
そして二日連続で恐竜博物館を満喫しました。笑
福井県立恐竜博物館のアクセス、駐車場
車で行く場合:
北陸自動車道〜中部縦貫自動車道を通り勝山ICで降り、そこから約6km、15分ぐらい
東京からは約7時間、大阪からは約3時間30分、名古屋からは約2時間30分です。
公共交通機関の場合:
JR福井駅で下車、えちぜん鉄道勝山永平寺線「勝山行き」乗車(約1時間)→勝山駅下車、コミュニティバスにて約15分
バスの時刻表が公式サイトに掲載されています。
\公式サイトはこちら/
駐車場は敷地内に合計約1500台の無料駐車場があります。
- 恐竜博物館
- かつやまディノパーク
- 公園管理事務所
etc
・・・と、それぞれの施設の最寄に駐車場があります。
目的施設の近くの駐車場に停めましょう。
恐竜博物館前の駐車場は400台駐車することができます。
恐竜博物館への道のり
時は2019年12月上旬の土曜日、四日市からの3時間30分の旅をして福井県勝山市にたどり着きました!
恐竜博物館に向かって車を走らせていると…
このモニュメントは福井県が作った「ホワイトザウルス」というもので、全長16.9mもありフォトスポットとして大人気だそうです。
恐竜の町に来た!という感じです。
敷地に入ると恐竜や化石のモニュメントがお出迎え。
途中で降りて記念撮影!
博物館に入る前に見かけたこちらの「チャマゴンランド」に寄り道。
こちらはかつやま恐竜の森公園の管理事務所でイベントの受付や観光案内などを行っているようですが、シーズン外ということで閑散としていました(我が家だけ!)。
恐竜の名作、宮西達也先生の「おまえうまそうだな」シリーズが!
我が家も大好きなシリーズで泣けてしまう名作です。
館内に掲示されていた記事によると、どきどき恐竜発掘ランドで児童が国内初の発見をしたとのこと。
施設のイベントで出るって凄い!
恐竜博物館の中へ!
撮影スポットもしっかりあります。
恐竜博士!
券売機入場券を買って入ります。
クレジットカードも使用できます。
チケットがあれば当日は再入場できるので大切に保管しましょう!
入場口が3階となっており、地上3階+地下1階の作りになっています。
各階にはエスカレーターで移動できます。
凄い未来感!
もちろんエレベーターもありますので、ベビーカーや車椅子をご利用の方もご安心ください。
公式ホームページに概略図が掲載されています。
出典:福井県立恐竜博物館公式サイトより
ご覧の通り、テーマで展示が分かれており、3つのゾーンを楽しむことができます。
- 「恐竜の世界」
- 「地球の科学」
- 「生命の歴史」
好きなように回ってもしっかり楽しめますが、正式な順路は地下1階まで降りてダイノストリートからスタートし、展示を見ながら上に上がっていくようになっています。
1階~2階 「恐竜の世界」ゾーン
こちらは地下1階から1階に上がるときに見ることができる通称「ボーンベッド」。
全長15mのカマラサウルスの化石で、発掘された時そのままの全身骨格の状態という非常に貴重なものです。
ど真ん中に位置するのは動くティラノサウルスのロボット!
大迫力です。小さな子は泣いてしまうかも。
「恐竜の世界」の見どころは何といっても恐竜の全身骨格!
実に44体の恐竜の骨格を間近で見ることができ、その中の10体は実物骨格!
めちゃくちゃ貴重な展示です。
骨格の前には分かりやすくブロンズ製の模型を置いてくれてたりもします。
1階の奥の方には中国四川省の中生代の情景を実物大に再現した巨大ジオラマがあります。
子供は骨格よりもこちらの方が楽しめるかも!
そしてエントランスホールにいるのはこちらも動くロボットのフクイラプトル!
今にも飛びかかりそうなリアルな作りです。
1階 「地球の科学」ゾーン
こちらのコーナーは地球を科学の目で見るというコーナーで、鉱物や岩石、化石が展示されています。
少し学術的なので、子供は割とスルーしてしまうかもしれません。
長男は唯一琥珀の中の化石に食いついていました。
映画ジュラシック・パークで琥珀の中の蚊が吸った恐竜の血液からクローンを作り出すシーンがあり、琥珀の神秘的な感じに惹かれています。
出典:映画ジュラシック・パークより
2階 「生命の歴史」ゾーン
こちらは生命の誕生から人類の出現までをテーマに展示されています。
恐竜以外の古生物も多く見ることができ、興味深いです。
模型も多いので、子供もそこそこ楽しめると思います。
我が家の長男は古生物の図鑑も大好きなのでかなり食いつきは良かったです。
2階 ダイノラボ
参加体験型の展示がされたコーナーです。
触れることができる化石や化石を使ったクイズもあり、ただの展示ではなく、子供が楽しめる工夫がされています。
研究者の部屋に海外から化石が到着したばかり雰囲気をだすために、運搬用木箱をモチーフにしたケースの中に化石を入れて展示してあります。
3階 講堂での映画上映
3階の講堂では日替わりで恐竜のアニメ映画と恐竜の専門番組を楽しむことができます。
こちらは子供も喜び、また見学で歩き疲れた足を休めるにはちょうどいい!
別料金もかからないので是非時間を合わせて立ち寄ってください。
小さいお子さんはアニメ系の方が楽しめるかもしれません。
ちなみに我が家は「恐竜専門番組(かなり真面目な内容)」で夫婦で爆睡しましたww
展示以外にも楽しめるスポット
展示だけでも盛りだくさんなのですが…
結構本気度高めなので小さい子供は飽きてしまう場合も。
(いや、大人が歩き疲れるなんてことも)
そんな時にオススメなのが図書コーナー「ダイノライブラリー」です。
ダイノライブラリーは、企画展示期間中は2階の研修室の隣にあるのですが、博物館3階に元々はあったようです(公式サイトより)。
我が家が訪れた時は2階にありました!
ダイノライブラリーには、恐竜の図鑑や専門書はもちろん、小さな子も楽しめる絵本や仕掛け絵本などが豊富に揃っています。
写真を撮りそびれましたが、恐竜の折り紙を楽しむこともできましたよ♪
恐竜博物館のレストラン・飲食情報
恐竜博物館内は、館内での飲食が禁止されています。
そのためお昼を挟む場合は、一旦出て再入場するか館内のお店で食べるかのどちらかになります。
博物館の中は、Dino Cafeというレストランのみです。
恐竜をモチーフにした子供が喜びそうなメニューが豊富に揃っており、全面ガラス張りの店内からは自然豊かな山の景色も楽しめます。
\メニューが気になる方はこちら/
出典:福井県立恐竜博物館公式サイトより
席数は120席程度と広いですが館内はこのレストランのみなので早めに行くのがオススメです。
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博物館に併設された観光案内所「ジオターミナル」内にもレストラン ザウルスキッチンという食事処があります(こちらは一旦博物館から出ます)。
出典:勝山観光ナビ公式サイトより
こちらも恐竜をテーマにしたメニューがあります。
セットのボックスも恐竜で子供が喜びそう!
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こちらはサービスエリアのような飲食スタイルなので、さらに気軽に利用できます。
お昼を挟んで楽しむようでしたら利用してみてはいかがでしょうか?
我が家は福井グルメを満喫するために外に食べに行きました!
詳しくはこちらをどうぞ↓↓
恐竜博物館のお土産情報
せっかく来たらやはりお土産は買っていきたいですよね!
恐竜博物館のお土産はここでしか買えないものも多く、見るだけでも非常に楽しいです。
恐竜好きの子供にとっては天国!
パズルや本など、知育系も多く並んでいます。
特にフィギュアは、海外メーカーごとにコーナーがあり、非常に充実しています。
通常のおもちゃ屋ではお目にかかれないラインナップが並んでいます。
- Safari社
- COLLECTA社
- Papo社
- Schleich社
と充実すぎるラインナップ。
Safari社はハンドメイド、手作りの暖かみが特徴
価格は2,000円前後
COLLECTA社は30ヵ国以上で親しまれており、恐竜研究の第一人者である「アンソニー ビーソン」が監修を務めるというリアルさが特徴
価格は1,300円前後とお手頃
値段の割に本格的!僕はこちらがおススメです
Papo社は細部までこだわりぬいた造形美が特徴
価格は2,000~5,000円程度
こだわりの本格派におススメです。
ポスターからバッグ、お菓子、お箸など充実していましたよ〜
また、レストラン情報で紹介したジオターミナル内(博物館の外)にもお土産がたくさんあります。
こちらはグッズ系・お菓子が充実しており、博物館のミュージアムショップとは違ったラインナップが楽しめます。
恐竜博物館のお土産は魅力的なものが多く、選ぶのが大変なくらい充実しています。
是非旅の思い出に買い物を楽しんでください!
いますぐ欲しい!という方!
公式オンラインストアもあります。
恐竜博物館のバリアフリー情報
恐竜博物館は車椅子や乳児を連れた方のための設備も充実しています。
①エレベーター、スロープ
各階の移動に使えるエレベーターに加え、1階から2階はスロープを回って行くこともできます。
②車椅子・ベビーカーの貸し出し
3階の受付で貸し出しをしています。
※台数に限りあり
③多目的トイレ
各階の男女トイレ両方に多目的トイレがあります。おむつ替用の台も設置されています。
④救護室・授乳室
3階の受付に申し出ると利用できます。授乳のためのお湯も用意いただけるようです。
恐竜博物館の所要時間は?
恐竜博物館のそれぞれの所要時間です。楽しみ方によって違いますが参考にしてください。
展示物見学 ・・・ 3時間
映画 ・・・ 1時間
お土産 ・・・ 30分
食事 ・・・ 1時間
レストランで食べる場合だと合計5時間30分は過ごせると思います。
我が家は2日間通いましたが、それでも飽きなかったです。
まとめ:恐竜好きは恐竜の聖地、福井県立恐竜博物館へ
福井県立恐竜博物館について、我が家の旅行レポートを通して紹介してきました。
我が家は未体験の「かつやまディノパーク」「どきどき恐竜発掘ランド」に行くために必ず再訪問します!
福井県立恐竜博物館まとめ
- 福井恐竜博物館は世界三大恐竜博物館の一つ(つまり日本一!)
- 駐車場はいくつもあるので恐竜博物館前に停めよう
- 未就学児は無料!
- 恐竜マニアもうなる迫力の展示品の数々
- 歩き疲れたら映画を見たり本を読んで休もう
- レストランは博物館の中と外の2ヶ所
- ここでしか買えないお土産多数
- バリアフリーが充実しているので車椅子・ベビーカーも安心
- 博物館だけでも4時間~5時間は過ごせる!
大人も子供も、全ての恐竜好きの仲間たちにおススメしたいです!
特に恐竜好きなお子様は間違いなく更にハマります。
お子様の「好き」をもっと伸ばしてみませんか?
日本一の恐竜の聖地、福井県立恐竜博物館に足を運んで、遥か大恐竜時代に思いを馳せてみてください。
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