夜中にブログを書いているとアーモンドチョコが止まらない、いずみん家・妻のりんです。
- 産後里帰りができない
- 二人目以降の出産
等の事情で(そんな事情がなくても!)、旦那さんの育休取得を検討されている方向けにぜひ育休を推奨したく我が家の体験記をまとめています。
我が家の場合、
- 転勤族(親は遠方)
- 両家の母が働いている
- 上の子が幼稚園に通っている
こんな条件だったので、二人目出産にあたり夫が育休を取るという決断をしました。
1ヶ月ちょっとの期間でしたが、驚くくらい家族で得るものが多かったのです。
正直メリットしかない!
もっと育休を取る男性が増えて欲しい!
と夫婦ともに心の底から思っています。
少しでも参考になれば…と思い我が家の感じたメリット、実際どんな生活してたの?といったリアルな体験を交えてお話しします。
夫が育休を取るメリット①ママがしっかり身体と心を休め育児に専念できる
文字にすると当たり前!って感じですが一番大切な部分だと思います。
産後の女性は、全治1ヶ月の事故に遭った状態と言われています。
我が家実は、一人目出産の時も里帰りなしでした。
その時は市のサービスでベビーシッターさんにお世話になったり、宅配弁当で乗りきったのです。
もちろん日中は、私と赤ちゃんだけ。
赤ちゃんのお世話以外はすることはそんなには無いです。
でも今思い返せば、早いうちから何かと自分が動いてしまっていたような記憶です。
できれば最低でも産後1ヶ月は、横になって身体を休めるべきです。
そして二人目の出産となると一人目とは勝手が違います。
一番大変なのは、上の子の育児と食事の用意です。
特に上の子が未就園児の場合はほんとに大変だと思います。
我が家は4歳児だったので、だいぶ聞き分けが良くなりました。
それでも赤ちゃん返りもしていたし、日々のご飯作りや幼稚園の送り迎えが必要です!
そうなると外部サービスだけでは厳しい部分も多いですよね。
夫が家にいてくれて、自分は赤ちゃんのお世話に専念できることは何より心強かったです。
そして「密室育児」の防止にも!
1ヶ月間誰とも会話できないのは結構辛いです。
夫が毎日話相手になってくれることも、大きな支えになりました。
夫が育休を取るメリット②夫の育児への理解度が深まる、子供がパパ大好きになる
我が家は共働きだったこともあり、夫は元々育児も家事もやってくれていた方だと思います。
それでもやはりパパは普段ママがやっている細かいことって、知る機会が無いのです。
特に子供関係のこと。
例えば…
- 幼稚園のルールや持ち物
- 幼稚園の行事
- かかりつけ医のこと
等です。
今回の育休中、幼稚園行事や保護者が出向く機会が多かったのですが全て夫にお任せしました。
担任の先生への連絡ノートも細かく書いてコミュニケーションを密に取ってくれて、育児への参加度がすごく高まったと感じました。
おかげで長男の夫に対するパパ大好き度も一気に上がったのです。
上の子は、出産・入院でママと数日離れることで少なからず不安定になると思います。
そこでパパがいつも側にいて自分の気持ちを受け止めてくれることで、とても安心するはずです。
ちょっと寂しいけど育休パワー恐るべし!
今後もし万が一何か私にあっても、夫に子供たちを任せて大丈夫!と思えました。
夫が育休を取るメリット③夫の家事能力が上がりまくる!
旦那さんが家事をしてくれない…と悩む方は多いと思います。
専業主婦の方は「私がやらないと!」と普段は思いがちですし、共働きでも女性の方が負担は多めですよね。
我が家の場合、夫は協力的ではあったものの苦手意識のある料理はノータッチでした。
しかし、今回の育休で奇跡が!!!!
包丁も握れなかった、キッチンに立つこともなかった夫が最終的に「料理楽しい♪」と進んでご飯を作ってくれるようになったのです。
正直、家事に関してはやらざるを得ない状況が必要なんだなと思いましたが、育休はそれにはもってこいの機会です。
妻が普段それだけ頑張っているか、体感してもらうのも大事ですよね!!!
夫が育休を取るメリット④夫婦の時間ができる
私は個人的にこのメリットが一番大きかったと感じています。
子育てが始まるとなかなか夫婦二人の時間は取れないですよね…。
夜は疲れて早く寝たいし、ゆっくり会話なんて我が家もほとんどできていませんでした。
でもそれが育休を取って、1ヶ月間も夫婦の時間ができたんです!
こんなに色々な話をしたのは久しぶり、というか初めてだったかもしれません。
普段は時間もないし、仕事の忙しさで心にも余裕がないのも事実。
お互いに相手の話に耳を傾けることができていなかったかもしれません。
- 家計の見直し
- お金のライフプラン
- 将来の展望
- お互いが考えていること
等々
たくさん話をしました。
そして我が家の場合ですが、お互いに共通で感じたこと。
「おうちが大好き」でした。
実はこのブログも夫婦で書いているのですが、この育休をきっかけにスタートしたんです。
改めておうちの日々の生活を大切にしていきたいねって、共通の認識ができたのです。
将来二人で会社をやりたい♪なんて話も出て夢が広がりました。
【参考】育休中の夫のとある1日
実際育休中はどんな風に過ごしていたのでしょうか?
とある1日をご紹介します(ほぼ毎日こんな感じでした!)。
- 朝ごはん作る
- 幼稚園の準備や長男の相手
- 朝ごはん片付け
8:30
<夫>
- 幼稚園へ送迎
- 帰りにそのままスーパーやドラッグストアへ買い出し
10:30
<夫>
- 帰宅
- 英語トーイックの勉強
- Excelの勉強
- 筋トレ
11:00
<夫>お昼ご飯の準備
11:30
二人でお昼
<夫>
夫はラーメン作ったり肉焼いたり
冷凍食品にしたり好きなものを
<妻>
ワタミのお惣菜
冷凍ご飯とフリーズドライの味噌汁
昼過ぎ〜午後
<夫>
片付け
夕飯支度をしたりしつつのんびり過ごす
16:00
<夫>
次男の沐浴
17:00
<夫>
- 長男のお迎え
- 夕飯仕上げ
18:00
家族みんなで夕ご飯
夕飯は最初はオイシックスキットを活用
慣れてきてレシピ本を買って料理をしてくれるように!
19:00
<夫>
- 夕飯片付け
- 長男とお風呂
<妻>
終わったら次男見ててもらい一人でシャワー
20:00
- 長男の絵本タイム
- みんなでゴロゴロ
- 子供と私は就寝
21:00〜
夜は夫自由タイム
0:00頃に就寝
なるべく一緒に寝ていました。
夫が育休を取るデメリットは?遊んで育児しないってほんと?!
デメリットは正直、私はないと思っています。
強いて挙げるなら、月収が下がったことくらいでしょうか…(と言っても実質8割くらいです)。
ただその分、お互い心の余裕ができ夫婦の時間が増えて、子供との時間が増えること、もうプライスレスというかお金で買えない価値だと思います。
▼このサイトすごいです!
育休中の給与計算や子供と過ごせる時間を自動計算してくれます。
それから最近何かとネットニュースで目にする
「夫が育休を取っても育児しない!」
という話題について。
せっかく育休を取ったのに遊び惚けている、家に全然いない・・・とか。
これはとても悲しいことですが、、、
我が家の場合は夫がしっかりやってくれたというのが一番ですが、ある程度旦那さんの息抜きも兼ねたほうがいいと思っています。
我が家の場合は・・・
- 毎日筋トレ・勉強
- たまに一人でラーメン
- たま〜に漫喫
- 夜は一人でおやつ&TVタイム
こんな感じでうまく息抜きしつつ、頑張ってくれたんじゃないかなと思います。
【本人談】夫が育休を取って感じたこと
せっかくなので実際に育休を取ってみて、夫の感想を聞いてみました!!
本当に良かったと思う。
人生において家族が一番大事なことが再認識できた。
普段働いているとそんなことを考える余裕もなく日々過ごしていたと思った。
今まで避けていた料理を出来たことも良かった。
当初妻に頼んでもらったキットでやっていたが、自分でやってみたくなり料理本も買ってやるようになったのは自分でも凄いと思う。
今までずっと作ってもらってたありがたみも改めて感じられた。
休みだからできるけど仕事と両方やるのは絶対厳しい…。
それから長男と過ごす時間が増えて前よりも懐いてくれた!
夜も寝るまで一緒にいたいと同じ布団に入るようになり、大変だけど可愛い。
妻と話す時間も増えて良かった。
妻の仕事内容とかやりたいことも前より理解することができた。
育休取って良かったというか取らなかったら家庭回ってなかったと思う。
皆2人目とかでも里帰りとかずっと親に来てもらったりしてるの?
里帰りの場合上の子の幼稚園とかは?
それか奥さんが無理して産んだ直後から家事とか全部やってる?
何にせよ、うちみたいに育休取らないと厳しかった家庭ではなくても育休は全ての家庭におすすめしたい。
お金がそこまでカツカツではなく、会社の制度と周りの理解があればだけど…
色々考えられるいい機会なので是非取得すべき!!!
夫が育休を取るメリットまとめ
以上、我が家が1ヶ月の夫育休取得で感じたメリットをリアルにまとめてみました。
- ママが体を休めて育児に専念できる
- 夫の育児への理解度&参加度が高まる
- 夫の家事能力が上がりまくる
- 夫婦の時間ができてゆっくり話ができる
繰り返しになりますが、やっぱりメリットしかない!と改めて感じました。
夫の育休取得は、家族全員にとって良いことだらけ!
→まさに家族の絆が深まる大切な1ヶ月
だったと心から思います。
ぜひ悩んでいるご家庭は、前向きに検討されることをオススメします。
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